「沈まぬ太陽」燦々と映画製作

「沈まぬ太陽」燦々と映画製作 原作者の山崎豊子氏も満足

 「白い巨塔」「華麗なる一族」などの社会派小説で知られる山崎豊子氏の長編小説「沈まぬ太陽」の映画化が佳境を迎えている。原作は日本航空をモデルにしており、特に昭和60年の日航機墜落事故を扱ったことが物議を醸し、映画化は困難といわれていた。8日に行われた製作報告会見で若松節朗監督は「多くの先輩たちが不幸にも製作できなかったが、ラッキーにも撮ることができた」と感慨深げに語った。

 映画「沈まぬ太陽」は、架空の航空会社「国民航空」を舞台に、労働組合委員長を務めたことから海外赴任を命じられる主人公、恩地元(おんちはじめ)がたどる運命的な出来事を描いていく。原作は文庫本で全5巻、2300ページにも及ぶ長編小説。製作総指揮の角川歴彦(つぐひこ)・角川映画会長は「社会派映画という日本映画の王道を貫いた作品だ」と胸を張る。

 撮影はイラン、ケニア、タイなど世界中で行い、現在仕上げの真っ最中。若松監督は「企業である巨象に立ち向かうアリのような男の生きざまは、いま撮らないとだめだと思った。人間の尊厳や男の境地などを前面に出した映画になる」と自信を見せる。

 主役の恩地を演じるのは国際派俳優の渡辺謙。「最近の急激な経済不況で、会社や仕事って何だろう、その中で生きるって何だろう、とささやかれている。この作品が長く映像化されなかったのは、このタイミングを待っていたからではないでしょうか」と話す。ほかに三浦友和、石坂浩二、松雪泰子、鈴木京香らが出演する。

 これまでも映画化の話はあったが、日航機墜落事故の遺族への配慮もあり、不可能といわれてきた。角川氏は「遺族からは、事故を風化させてほしくない、という言葉を聞いている。遺族とは信頼関係を構築し、傷つけないように作っている、とスタッフから聞いている」と配慮を強調した。

 原作者の山崎氏は「個性的なキャストとえりすぐりのスタッフが映画製作に勇気を持って挑戦してくれた。原作者として本当にうれしい」とコメントを寄せている。

 公開は10月24日。

(産経新聞)



 この映画「沈まぬ太陽」の主演を渡辺謙さんが務めるのは、山崎豊子氏に渡辺謙さんが直談判して決まったそうです。
 渡辺謙さんが病気療養中、原作小説「沈まぬ太陽」に出会い、そして主人公を演じたいと強く感じたのだとか。
 この原作小説「沈まぬ太陽」を読んだことがあるんですが、山崎豊子さんのキレのある世界観と、あのダークさが絶妙な、これまたすばらしい作品です。
 「白い巨塔」「華麗なる一族」に負けず劣らず、というか、山崎豊子さんの作品は、どれもハズレがなく面白いです!





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